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[ 病気のお話 ]

軟部外科 膀胱切開術 前のページへ戻る >>

膀胱切開術は膀胱結石の摘出や膀胱にできた腫瘍を切除する際などに行われる外科手術です。
症状
膀胱結石や膀胱腫瘍がある場合、血尿、頻尿等の膀胱炎の症状が認められます。
一般的な診断・治療の流れ
  • 来院
  • 問診
    血尿や頻尿などの尿症状があればまず膀胱炎を疑う
  • 検査
    身体検査、尿検査、X-ray検査、腹部超音波検査
  • 膀胱結石や腫瘍の確認
  • 外科的治療 or 内科的治療
  • 退院
検査
尿検査
尿検査ペーパーで血尿の有無を確認したり、沈渣を顕微鏡で調べて結晶や細胞を確認します。
X-ray検査
膀胱内の結石の有無を調べます。また、必要に応じて造影検査を行い膀胱粘膜の形態異常を調べます。
超音波検査
膀胱の内部構造を調べます。膀胱壁の厚みや不整を評価したり、内部の結石等を検出します。

X-ray検査

超音波検査
内科的治療
結石の種類によっては食事療法により結石をとかすことが可能です。また、膀胱腫瘍の一部には抗がん剤に反応するものもあります。
外科的治療
全身麻酔下で膀胱切開術を行い、結石を摘出したり腫瘍を切除します。